人事は売上に貢献できるのか

「人事が業績に貢献する」という発想で人事の活動が組み立てられているか?

そもそも「人事部は業績に貢献できるのか?」と聞いて、どう感じるでしょうか?

「直接はできないんじゃないの?」
「そんなことよりも、コスト削減の方が期待されていることだと思う」
「人事部が業績に貢献するって、人事業務のアウトソーシングの事業でもするってこと?」

と、思った方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、企業が売上を生み出すためのプロセスで、人材が非常に重要な役割を果たしていることは誰もが認めるところです。

製品・サービスを企画するのも、製造ラインを構築して運用するのも、製品・サービスをお客様に販売するのも、製品・サービスをディリバリーするのも、すべて「人材」なしには成立しません。

そうした「人材」が、常に自社の企業戦略実行を最高の状態で遂行できる状態になっているとしたら・・・

それは、大きな業績貢献といえるのではないでしょうか?

今の人事制度や人事の業務は、そうした発想のもとに、企画・実行されているでしょうか?

人件費のコストを削減することは人事部門の重要な役割ですが、それと同時に、業績に貢献するための人事部門として何ができるのか、という発想が、これからの厳しいビジネス環境を乗り切っていくための、重要なポイントになるでしょう。

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