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第16回 「人材データの散在」を解決するためのシステム選定のポイントと、「統合人材データハブ」の可能性

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新たに注目すべき第三の解決策 「人材データ統合のハブ」を持つ


 今、こうした解決策以外の可能性も出てきています。それは、「人材データ統合のハブ」を持つという選択肢です。この選択肢は、現在主流になっている解決策に対して、以下のような優位性があります。

「散在するシステムはそのままに、データを連携する」のデメリットに対して・・・
 一元化を担うシステムは、もともと限定された領域の支援からスタートしているので、以下のようなケースが出てきた際に拡張することが難しい、ということが起こりがちです。
  ✧ 更に新たなシステムとのデータ連携が必要になったとき
  ✧ そのシステムが想定していなかったようなデータが必要となったとき
 そのため、結局Excelでの運用を残してしまう、ということになる可能性があります。もともと、統合を前提にデザインされているシステムであれば、こうした変化に柔軟に対応することができます。


「散在しているシステムを一つのシステムに統合していく」のデメリットに対して・・・
 様々なHR TechがSaaSという導入のハードルが低い形で提供されていますから、良いと判断したら新しいシステムに移行していくことは合理的な判断です。しかし、データ連携の心配のためだけに、既存のシステムを変えることができなかったり、各業務の適合レベルに関わらずオールインワンのシステムにプロセスすべてを合わせ続けるしかなかったりしたら、大変もったいない話です。

 中央にしっかりとしたデータ統合のハブがあれば、新しいSaaSのサービスのメリットを柔軟に享受することができます。

 こうした意味から、「人材データを統合し、可視化・分析するハブ」を置く、ということは、一つの合理的な判断になります。


「人材データ統合のハブを持つ」ことのメリットとデメリット

 「人材データ統合のハブを持つ」ことについて、メリット・デメリットを整理します。

v3-image01.png  今もし、

人事関連のシステムが多く、人材に関するデータが散在してしまっている
人的資本レポートを初めとして、経営から求められるレポート作成に苦労している
様々なHR Techを柔軟に使いこなしながらも、高度な人材データ活用をしたい

そんな課題があるとしたら、「人材情報を統合するハブ」の導入の検討も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
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 我々は、そうした認識から、Rosic統合人材情報システムを提供し、お客様の課題解決のご支援をしています。少しでもご興味を持っていただいたとしたら、「データ統合ハブ」とは一体どんなもので、どのような可能性があるのか、お話をさせていただきます。ご一報ください。

v3-image01.png

以上
2024年2月2日

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